来年度どないなんのかな?

来年度報酬改定が予定されていますが、放デイも経営していくのが

ますます苦しくなりそうです。

特に加配加算が減らされ、重度の利用者に対しての加算が手厚くなるとの事。

ある程度自立しているからと言って手が掛からないという、現場を知らない

浅はかな考えがそもそも腹が立つ!

何か理由があって学校生活や対人関係が上手くいかない子や目に見えない虐待

(精神的束縛など)で自分らしさを出せない子ども達もいます。

どんなものさし(定規)で子ども達を計ってるの?と言いたい。

放デイで子どもたちに携わっている職員みんな、子ども達の何か分からない不安や心配、

小さな胸に抱えた傷などを汲み取って、少しずつ信頼関係を築き、寄り添い、距離を縮め、

デイが子どもたちにとってかけがえのない存在になっていると思います。

デイのあり方に多様性を求めることも分かりますが、利用している子どもたちが困った時

や悩んでいる時に一番の理解者であり適切にアドバイスできる大人(場所)であることが

大切なことだと感じています。

情報が入り乱れている現代社会で今後の日本を支えていく子ども達に対して

何が一番大切なのか、今一度考え直してほしいです。

昨今、職員の定着しない理由に「将来の生活に不安がある」ということを聞きます。

経営者としても従業員の生活に不安のないようにして仕事に集中してほしいですが

多く払ってあげられないのが現状です。

コロナ禍で行えることに制限がある中でも、職員それぞれがアイデアを出し合って

子ども達を支援してくれています。

またコロナ前以上に感染や体調管理に気を付けなければならない現状やのに、

4月から報酬改定って?!増えるんやったらええけど何を考えてるんか分からん。

障がい福祉にとって良い環境にしてほしいです。


(施設長 馬場)

放課後等デイサービス らいとすぺーす

らいとすぺーす では できないことをできるようにするのではなく それぞれの個性を理解して認め 苦手なことをやっている仲間を助けてあげられる、 そんな気持ちを大切にしています。 支援する者だけでなく、ここに集う子ども同士 みんなで補い合いながら真心をもって接することで 個々の心が豊かに育まれることを願っています。