普通って何?

放デイを営んでいると色んな特徴を持った利用者と出会います。身体に障がいがあったり、脳に損傷があり発語ができない方も利用して下さってます。半数以上は自立されている方々ですが発達障がい(自閉症)という大きな括りに該当する方が多いです。

そもそも一人ひとり違って当たり前なのに年齢で平均的な数値に達していないなどと普段から接していない大人に認定されてりで・・・それぞれに個性があるからこそ楽しいし、現に遊んだり会話をするとすごく明るくて楽しい子ども達ばかりです。

最近私の気になっていることは、発達障がいとの事で利用されていますが何ら同学年の子供たちと変わらない新規利用が多いです。

ん~、どんな発達障がい?勉強もそこそこできるし、明るく他者と接することができるし、良く分からない・・そんな子供たちも障がいという言葉で一括りにするのか~

それぞれの家庭環境や人間関係で安心できない生活をしてる子もいるし、親や兄弟との関係でいつも我慢し気を使って暮らしていたり・・・

いろんな環境下で、前向きな子やおとなしい子、大人と話すのが怖い子、急に大きな声をあげる子、まじめな子、集中できない子、逆に集中しすぎる子など個性なんて上げればキリがないです。

そもそも発達障がいは生まれ持って脳に障がいがあるから置かれた環境は関係ないそうですが、脳の理解なんて宇宙の先の先を理解するのと同じぐらいの事なのに

生まれてからの環境に左右されないとなんで分かるんか?発達障がいへの理解が段々と難しくなってます。

(施設長 馬場)

放課後等デイサービス らいとすぺーす

らいとすぺーす では できないことをできるようにするのではなく それぞれの個性を理解して認め 苦手なことをやっている仲間を助けてあげられる、 そんな気持ちを大切にしています。 支援する者だけでなく、ここに集う子ども同士 みんなで補い合いながら真心をもって接することで 個々の心が豊かに育まれることを願っています。